「光塾」ってどんな塾?~大学1年生を終えた元生徒の視点から~【sayaka】

最近、「光塾って、どんなところ?」「どんな授業をやっているの?」という質問が、多々寄せられているということを聞きました。

ということで!

今回の記事では、去年1年、光塾の塾生であった私が、光塾で学んだことを、大学1年生を終えてみての感想とともに、紹介できたらいいなと思っています。

ただいまマニラに向かう飛行機の中でこの記事を書いています。

前回の記事からだいぶ時間が空いてしまったので、簡単に自己紹介を。

私は、東京学芸大学の新2年生で、社会学を専攻する予定です。

昨年(一昨年になるのかな?)1年間は、光塾の塾生でした。

秋まではアルバイトをしながら、週1回Skypeで授業を受けて勉強し、合格しました。

それでは、本題に入りたいと思います。

私が思う光塾の魅力は、大きく分けて3つあります。

一つ目は、受験勉強を通して、その先の人生に繋がる"考え方"の部分を示してくれること。

二つ目は、新しいことへチャレンジしようという気持ちを持てるということ。

最後に、私はこちらをすごく強調したいのですが、光先生が、自分のロールモデルとなりうるということです。

1. その先に繋がる”考え方”

まずは、受験勉強を通して、その先に繋がる"考え方"を示してくれることについて。

たとえば、現代文や小論文の授業を通して、「物事を抽象化して、整理する」という考え方を得ることが出来ました。

実際の大学の場面で考えるならば、話し合いなどをしていて、たくさんの意見が出たとします。

このようなときに、「どうにか何個かに分けて、考えられないかな?」「何か統一的に説明できる言葉はないかな?」といったことを考えるようになっていました。

実際にそのように整理してみると、類似している点や、異なる点が見えてきて、話が進めやすくなるということがありました。

他には、具体的な教科というわけではありませんが、「自分の気付いたことを発信することの重要性」も学びました。

授業時には、ちょっとした気付きやわからないことを口にすると、とても歓迎されます。

最初は正直とまどいました。笑

でも、そのように気付いたことを言いやすい環境を作ってもらったことによって、「発言する」ということがあまり怖くなくなりました。

さらに、気付きや間違いなどの関心のあることを発信することによって、もっと面白いこと、自分の興味のあることが集まってくるようになりました。

周りの人が「こんなのも興味あるんじゃない?」って持ってきてくれるんですよ。

これが連鎖していくと、本当にワクワクします。

2. 新しいことに対するチャレンジ

次に、新しいことへチャレンジできるということについて。

今までの私は、何か新しいことを始めたいな、と思ったとき、「失敗したらどうしよう」という思いが先行していました。

行動を起こすのは、安心・安全、絶対大丈夫ということを確かめてから。

だって失敗するのって、恥ずかしいし、嫌じゃないですか。

初めてやることって、どうしても自信が持てないし。

失敗してなくて、割といつも上手くこなしてる自分がいい、って思ってました。

でも、昨年1年間の先生の指導から、本当の意味での失敗はない、ということを学びました。

何か失敗してしまったとしても、きちんと振り返り、そのときに考えたこと、気付いたことを言葉で書き残しておく。

そのようなことができれば、結果だけを見れば失敗だったかもしれないことも、素晴らしい学びの材料になるということを知りました。

むしろ、失敗するということは、現時点での自分の弱点がわかり、そこを伸ばすことで、さらにパワーアップすることができるということも学びました。

さらに、日々の受験勉強を通して、「努力した分成長している」「一歩一歩でも着実に前に進んでいる」という実感を、得ることが出来ました。

「今回出来たんだから、また次も努力すれば達成できるだろう」という気持ちと経験を積み重ねていくことによって、新しいことに挑戦したくなっていくんですよね。本当に。

失敗が失敗でなくなる。

自分の努力が報われることを実感する。

この2つが揃うことによって、新しいことにチャレンジすることへのハードルはかなり下がりました。

私は、この1年間、「興味がある、やりたい!」と思ったことは、ほぼ二つ返事で参加するようになっていました。

たとえば、他大学の授業を聞きにいく、高校生の前で自らの経験を語る、受験生の指導をする、など…

このように、「新しいことにチャレンジすることができる」ということで、私の大学1年生の生活は充実させることが出来たと考えています。

3. ロールモデル

最後に、先生が自分のロールモデルとなりうる、ということについて。

ひとつ、みなさんにお聞きしたいことがあります。

皆さんの周りには、学ぶことを続けている大人はいますか?

楽しそうに新しく学んだことを報告してくれる人はいますか?

自分より遥かに賢いのに、それでもなお努力をし続けている人はいますか?

私の周りには、いませんでした。

学び続けたらこんな楽しいことがある。

学び続けたらこんな風に成長することが出来る。

これを先生自身が体現し、示してくれます。

日々の授業では、もちろん受験勉強はしますし、わからないところは何でも教えてくれます。

しかし、それだけではなく、先生自身が今頑張っていることや、新しく気付いたことも、とても生き生きと話してもらえます。

そのような姿を毎週見せ続けてもらえることが、受験勉強という一種の学びを続ける上での、非常に大きなモチベーションとなりました。

周りにこのようなロールモデルがいない人、地方などに住んでいてそのような存在が著しく欠けている人などは、特にこの点は魅力的に感じるのではないでしょうか。

まとめると、私が思う、光塾の魅力は、

1つ!受験勉強の先に繋がる考え方を得ることができる

2つ!チャレンジしようという気持ちを持つことができる

3つ!ロールモデルができる

ということになります。

これで、みなさんの疑問が少しでも解消されれば、嬉しいです。

さて、私は今この記事を、語学学校の寮の中で書き上げました。

文章を書くことが苦手な私が渾身の力を振り絞って、お伝えしたいことを書いたつもりです。

これから私は、スピーキングテストです。

全然話せないとは思いますが、精一杯やってきます!

たとえ失敗しても、次に生かせるはず、と思えるので大丈夫だと思います!

一緒に学び合える仲間を待ってまーす!!!